【悲報】海外赴任中は株式投資はストップ⁉️ - moneyinfo

【悲報】海外赴任中は株式投資はストップ⁉️

海外赴任はキャリア上のチャンスでもあり、投資上のロスでもあります。赴任中は積み立て投資ができないのはやっぱり投資の機会損失ですよね💦

仮に海外赴任手当や住居手当で年収300万円増えても、例えば株式投資4,000万円×リターン8%を放棄しなければならないなら、わざわざ苦労してまで海外赴任に行く事は金銭的にはメリットは無いかもしれません。

個人投資家にとって海外駐在するということは、基本的に1年以上日本を離れ、日本から住民票を抜いて「非居住者」になることを意味します。その場合の日本の証券口座の扱いについて確認していきます。

日本非居住者の定義

日本非居住者の定義は以下になります。今回はSBI証券様の記載を参照させて頂きました。

・外国にある事務所(本邦法人の海外支店等及び現地法人並びに国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者。
・2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者。
・本邦出国後外国に2年以上滞在するに至った者。
・1年以上にわたり日本以外に居住する者。
・期間の定めのない海外転勤、海外留学。
・上記に掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6ヶ月未満の者。(但し、上記に関わらず、本邦の在外 公館に勤務する目的で出国し、外国に滞在する方は、「居住者」として扱われます)

SBI証券 海外転勤等の理由により出国(非居住)される方への対応について

よって、海外駐在に限らず、海外留学・ワーキングホリデーなども含めて1年以上海外に住む場合は非居住者です。また世界一周など海外に居住しなくとも、2年以上海外に滞在し続ける方は対象ということになります。

なので株式投資をしながらキャピタルゲインと配当で旅をし続ける事は実際的には難しいのです。

海外赴任で日本の証券口座での運用は可能なのか?

海外に住むようになった日本非居住者が、引き続き日本の証券口座で取引を継続することはできるのでしょうか?結論から言うと、建前上はできません!

日本の証券会社は、日本の金融庁から事業免許を取得して、日本国内での金融取引に関する事業許可を得ています。その範囲を超えて、海外に在住する契約者の取引を仲介してしまうと、それは金融商品取引法の違反となってしまいます。

よって海外に転居する前に、証券会社に連絡して、その指示に従う必要があります。

今は株式・投信投資もネット取引がメインで、非居住者になることを証券会社に連絡しないで、引き続き海外から取引を続けることができるのではないか?と考える方もいるのではないでしょう。

実際的には物理的に取は引はできるのですが、証券会社に隠れての海外からの取引は絶対にやめた方が良いです

マイナンバーやインターネットのアクセス履歴により、どの国から投資が行われているか、簡単にわかってしまう時代です。1年以上継続して海外からのアクセスで取引されている口座を、証券会社は怪しむでしょう。

海外取引が証券会社にバレた場合、最悪即座の口座凍結という対応が予想されます。例えば、SBI証券のHPサイトには下記のような記載があります。そうなる前に、きちんと証券会社には海外居住となることを連絡しましょう。

出国後に「(本邦)非居住者」に該当することが判明した場合、当社にて速やかにお取引の制限、特定口座やNISA口座(ジュニアNISA口座)の廃止などの手続きをさせていただきますのでご了承ください。

SBI証券 海外転勤等の理由により出国(非居住)される方への対応について

また、違法なことをしてしまうと株式運用で損失を出した際にその損失を利用して将来の利益と相殺する損益通算することかできません

もっとも実際的に海外在住者は現地の証券会社を使った株取引をすれば可能で、また別の機会にでもご紹介しますね。

証券会社別、非居住者の口座取り扱い

以下、証券会社別に非居住者の対応についてご紹介したいと思います。最近手数料が安いことから、利用されている方が多いネット証券に絞って対応を調べましたので、ご参考まで。

SBI証券

当社に証券総合口座をお持ちのお客さまが、海外勤務等の理由により一時的に出国「(本邦)非居住者」される場合、原則「帰国されるまでの間」も当社の証券総合口座(お客さま名義)にて有価証券等をお預けいただくことができます。

ただし、当社では日本国外で金融商品取引業務を行う許可(免許)などを海外の監督官庁等から得ておらず、居住国の法令諸規則に則った対応を行うことはできません。

SBI証券 海外転勤等の理由により出国(非居住)される方への対応について

このように、SBI証券は証券口座を維持し、株式を維持することは可能ですが、新たな取引はできない。というのが方針のようです。また、詳しくはカスタマーサービスにお問い合わせする必要があります。

楽天証券

出典:楽天証券 海外出国のお手続き

楽天証券の場合、対応が非常にわかり易くまとめてあります。証券口座を維持し、株式を維持することは可能だが、新たな取引はできない特定口座は出国時には一般口座に移るが、帰国時に特定口座に戻せる。というのがポイントになります。

松井証券

非居住者となる場合、特定口座は継続利用できません。特定口座で保有する株式は一般口座へ振替え、速やかに閉鎖していただく必要があります。

出典:松井証券Q&A 海外転勤が決まりました。何か手続きは必要ですか。

松井証券の場合も詳しくはカスタマーセンターに電話して聞いて下さい、という案内でした。こちらの案内を見る限りは、証券口座を維持し、株式を維持することは可能だが、新たな取引はできない特定口座は出国時に閉鎖され、一般口座へ振り替えられる。というのが基本的な対応となります。

実際私の場合は松井証券で口座を持っていますが、海外在住の今は全て一般口座での保有となっています。ただ口座画面は普通にアクセスできますし、保有株式についても通常通り確認できますので、これは良いポイントです。

GMOクリック証券

海外の滞在期間が1年以上の場合は、恐れ入りますが、口座解約の手続きをお願いしております。
海外でのお取引につきまして、インターネットが接続可能な環境であれば、海外からのアクセスは可能でございますが、当社提供のサービスは、日本国内に居住のお客様を対象とさせていただいておりますので、不具合が発生する恐れがございます。

出典:GMOクリック証券 海外へ居住・転勤・留学となりました。取引は継続できますか?

証券口座を維持することはできず、口座解約が必要💦これはこれまでの中では一番厳しい対応を迫られます。

マネックス証券

海外赴任等の理由により、法令の定める「非居住者」に該当する場合、証券総合取引口座を「解約」していただくか、当社が認める範囲で「休眠口座」として口座を継続することができます。
外国商品や信用建玉などを保有されている場合は、出国前に売却・決済していただくようお願いいたします。
全ての商品をお取引いただくことができません。(お預かりするのみとなります。)
特定口座や非課税口座(NISA)は国内居住者が利用できる制度のため、廃止させていただきます。

出典:マネックス証券

証券口座を維持し、株式を維持することは可能だが、新たな取引はできない(休眠口座)特定口座は出国時に閉鎖され、一般口座へ振り替えられる。という、一般的な対応となるようです。

海外駐在の可能性がある方におすすめなのは楽天証券❗️

このように、証券会社によって非居住者となった場合の対応について異なっていたり、会社説明HPの記載もバラバラですが、おすすめできるのは次の1社です。

楽天証券:

海外居住者へのサイトでの案内が非常に親切で、非居住者となった場合でも特定口座やNISA口座の継続など、口座維持の自由度が高いのがポイント

将来海外駐在の可能性がある方は、是非とも検討してみて下さい。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

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