海外のyahooサイトを見ていると、今アナリストがお勧めする9つの高配当銘柄が紹介されていました。
Best high dividend stocks to buy:
— Exxon Mobil Corp. (XOM)
— Verizon Communications Inc. (VZ)
— AT&T Inc. (T)
— Chevron Corp. (CVX)
— Philip Morris International Inc. (PM)
— International Business Machines Corp. (IBM)
— Altria Group Inc. (MO)
— Simon Property Group Inc. (SPG)
— Kraft Heinz Co. (KHC)
https://finance.yahoo.com/news/9-best-high-dividend-stocks-183228401.html
高配当投資銘柄を探したことのある方ならば、一度は検討されたことのある銘柄が多いのではないでしょうか。
私自身も米国株高配当戦略をとった時期がありました。
連続増配銘柄を持ち、毎年給与所得のほかにキャッシュフローを生じさせる投資戦略は単純にモチベーションになりますし、(今もかもしれませんが)数年前は非常に流行っていたように思います。三菱サラリーマンさんの影響かもしれませんね。
しかし高配当銘柄と言うのは企業が事業に投資するよりは配当で株主に還元した方が良いと言うことよりも、成長余力が限られている銘柄となっています。
また往々にして、高配当銘柄ほど「減配リスク」が高く、その際株価の急落することによりなかなか難しい銘柄でもあります。
仮に高配当株が優秀であったとしても、「配当金再投資」に関わるデメリットの数々である、
- 配当落ちによる株価下落
- 配当への税金
- 再投資の手間
- 再投資の手数料
- 再投資可能になるまでの機会損失
という沢山の十字架を背負いながら長期間・長年運用し続けるのは無理があると言う事です(これは高配当銘柄を持っていないが故のポジショントークですが)。
私が米国株投資を始めてからも数多くの高配当銘柄が株価急落してきました。
石油関連銘柄、タバコ銘柄、WBK、Kraft Heinzなどなど数えきれないです。
BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ ADR)は非常に高配当で一時期保有していました。私が購入した頃は7%ぐらいの配当利回りであったと記憶しています(2021年10月1日時点で8.46%、欲しくなりますね… 6,000万円の投資で500万円のリターンかぁ…)
しかしながら株価は低位安定しています。

個別銘柄が難しいのであれば、高配当ETFを買えばいいと言うことでSPYD等を買った時期もありました。結構行き当たりばったりですよね。。。
ただ給与所得で十分なキャッシュフローがあり、比較的投資期間に余裕があるのであれば、目先のキャッシュフローにこだわる必要がないという、私自身の置かれた立場を最大限考えるようになりました。
このようなことから、私は高配当銘柄投資から卒業することになります。
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