【株式心理学】損失回避バイアスと株式投資 - moneyinfo

【株式心理学】損失回避バイアスと株式投資

損失回避バイアスと株式投資

報酬よりも損失のほうを大きく評価する心理的傾向のことで、場合によっては、報酬よりも損失の方が2倍以上も大きく感じること。この認知バイアスを克服することが株式投資で好成績を上げるために重要。

損失回避バイアスの具体例

例えば、コイントスで、以下のようなゲームを行うとする。

  • 表面が出たら、100万円を賞金として貰う
  • 裏面が出たら、50万円を罰金として支払う

この場合、期待値としては明らかにプラスになるお得なゲームになっているのにも関わらず、報酬(100万円)よりも損失(50万円)が大きく感じて、ゲームに参加しない人が多いと言われています。

私が株式投資で損切りできないのもこの認知バイアスが影響しています。

損切りしてもすぐに同じだけ儲かる投資先があれば損切りができると思われるのですが、損失回避バイアスによりなかなか50万円損して50万円得する投資先には乗り換えできないのです。

また、損失回避バイアスによって、副次的に現状維持バイアスサンクコストが働き、さらに損切りが難しくなるのです。

結局はなかなかこれらの認知バイアスから抜け出せないので、私はETF投資に落ち着くことになるのです…

もし皆様も損切りできないからといって落ち込む必要は全くなく、当たり前の事ともいえますね。

損失回避バイアス(損失回避の法則)の応用例

損失回避バイアスは、マーケティングや広告、価格設定のみならず、株式投資においても密接に関係しています。

例えば、ビジネスシーンでは、旅行などの予約サイトでは、残席数や残部屋数を強調したり、何人が閲覧したか表示することで、予約できなくなる損失を想像させて、予約・購入を急がせようとします。

また、既存契約の解約違約金を負担するなどして、他社からの乗り換えを促すのも例です。

株式投資では著名ブロガーがお勧めの銘柄を紹介し株価を釣り上げ、機会損失を恐れた投資家たちを更なる投資に誘われてイナゴタワーを作り上げるのに使われています。

また、アンカリングによって、一時的な高値から下落した際に更なる買いを誘うのにも使われています。

所謂アンカリング効果とは、値引きが一般的な商品サービスでは、定価のままでは損に感じるので購入しないものの、定価より値引きすれば、よく売れることがありますが、定価が基準値(アンカー)の役割になって、そことの差で判断されることです。

株式投資では直近高値がアンカーになって割安に見えたところで買い誘うブロガーに注意が必要です。私も安いと思って買って、結局はアンカリング効果によって安いと思っていただけと判明する事はよくあります。

損失回避バイアスへの対策

損失回避バイアスなどの認知バイアスに対処するために、投資家はクリティカル・シンキングを取り入れていく必要あります。

YouTubeやブログ等で投資に至った考えや投資成績を公開しコメント頂くことで客観的に自らの投資行動を振り返ることは非常に効果的です。

また予め損切りラインを設け証券口座等で自動執行設定しておくことも1つ有効な手段になっています。

そもそも自身の損失回避バイアスの存在に気づくためには、自分の認知バイアスに気づくメタ認知が重要と言われており、メタ認知を意識する上でこのブログ記事が参考になれば幸いです。

そう言えばメタ認知を鍛えることなどを目的に、近年企業でマインドフルネスを訓練することが広まっていますが、単なるリフレッシュ以上の意味があり良い流れですね。

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